ワゴンR MH34S エキマニの排気漏れや異音がるときの修理、費用などを調べてみた
6ヶ月点検してもらったら「エキゾーストマニホールド(エキマニ)の異常がありそうです。」という説明がありました。どうも結構厄介な補修になるという事でしたので色々と調べてみました。
点検記録に書かれていた内容
「エキゾーストマニホールド付近から排気漏れのような音がしていましたが、点検には遮熱版脱着が伴い、部品交換が発生する恐れがあります。」
DIYであれこれ補修していますので多少の知識はありますが、私は専門家はありませんので、参考程度に見て下さい。
エキゾーストマニホールド(エキマニ)とは 超簡単に説明
エンジンとマフラーの間にある排気のパイプの事です。各シリンダーからの排気を束ねてマフラーに送る部分です。バイクだとよくわかりますよね。集合管とか昔聞いた覚えがあるなぁ～。
よくあるエキゾーストマニホールド(エキマニ)の異常
・左の図：エキゾーストマニホールド(エキマニ)が割れた
・右の図：ガスケットがヘタって隙間ができた(ヘタリは図に表していません。)
エキゾーストマイホールド(エキマニ)が割れたりガスケットがヘタる原因は、次の様なものがある様です。
①急激な温度変化 (走行直後に熱いまま、洗車等で水をかけるとよくないそうです)
②金属疲労
などなど。 ネットで見つかった事例を元にしています。
エキゾーストマニホールド(エキマニ)の保険で修理できないかなぁ。。
中古で車を購入したときに、修理保険に入っていました。エアコン周りでエバボレータ交換の修理をした時と同じ段取りになります。
①まずは修理依頼先に修理費の見積もりを作ってもらう
②保険業者に修理依頼先から見積書のFAXを送ってもらう
③見積をもとに保険業者が保証対象か審査する
6ヶ月点検を受けたのはスズキの販売店から、修理方法について説明を受けたのですが、どうもしっくりこなかったので、知り合いのいる別の修理業者さんに見積相談をしてみました。
ところが。。。
厄介な点その１－エキゾーストマニホールド付近の状態を確認するのが大変
スズキの販売店から説明を受けたのと、同じような回答でした。不良個所を特定して見積するのが大変だそうです。
エキゾーストマニホールドカバー(遮熱版)を取り外すと、異音の元のエキゾーストマニホールドの状態が確認できます。ところが、このカバーが簡単に外れないんです。カバーを止めているボルトがサクッと回わらないんです。焼けてるし錆びてるし。。一筋縄ではいかんのです。画像の青い〇のボルトです。
黄色〇の銀色の部品 がエキゾーストマニホールドカバーです。
折れる覚悟でボルトを回す。もしボルトが折れたら折れたボルト外し用のドリルビット(エキストラクター)を使って何とかする。。とかそんな事の準備が必要です。新しいカバーに変えないとダメかも。。
厄介な点その２－エキゾーストマニホールドを固定するエンジン側のネジを折ってしまったらエンジン交換!?
画像の赤〇のナット2本が回らず、エンジンから出ているネジを折ってしまうと。。エンジン交換？
ここは下手に手を出せないですね。。
ドリルで穴開けて、ネジ穴切ってスタッドボルトを入れればいいんでしょうけど。。通勤で車を使うので長い期間、車をつかえないのはNGなんです。。
画像にマーキングしていない、ガスケットの上側にボルトが2本あります(ナットじゃなく)。こっちの方は折れてもまだ何とか方法がありそうですけど。。とはいえ、何が起こるか分からないから、簡単に回らなければ自分では手を出さない方が良さそうです。
車検が切れる前にダメ元でチャレンジするかなぁ。。という感じです。
保険修理は断念かな。。
ということなので、修理業者さんも簡単には見積ができないという事がよくわかりました。見積するにも工賃、費用が発生してしまいますので、保険会社はそういうケースは渋るんですよね。。
エアコンのエバボレータ修理のときもそうでした。。エバボレータは延長保証になっている部品だったので、ほぼほぼエアコン不良の原因はエバボレータだろうという推測できていたのですが、完全に特定できないと、保証対象判定がでないと言われ、原因特定作業の内容も含めて保険会社に交渉して、どうにか了解もらった経緯がありまして。。それが原因調査まで含めるのを了解してもらうのに結構苦労しまして。。
今回は状態を見てみたら、エンジン載せ替えを覚悟しないとならないから修理しない！！ってなったときに、見積するまでの工賃を保証してくれるのかな。。あれっ？これはひょっとして保証費用が少なく済む事があるからアリなのかな？後日聞いてみる事にしてみます。
今のところの結論は、来週自力でカバーを外してみる所までやってみて、エキゾーストマニホールドの状態を確認してみる！！って感じです。
修理しないで放置した場合に注意しておくポイント
自力でカバーがハズせて、エキゾーストマニホールドのボルト、ナットが簡単に外れそうになく、エンジン載せ替えを覚悟しないとならない様な状態だったら、次の車検まで1年半ほどあるので、このまま様子見で車を乗り続ける事にします。普段から注意しておくポイントは、こんな所かなぁ～
異音が大きくなる
パワーダウンを感じる
マフラーから白煙が出る
水温が異常に上昇する
異臭 (おかしな匂いがする様なら販売店で見てもらいます)
他にもこんな注意点が見つかりました。これは、点検のときに気にしておこうと思います。
・エンジンオイルが白濁する
・冷却水に排気ガスが混じる
来週自力カバー外し作業、どうなるかな。。
修理費用
最も費用の掛からないケースで3万らいだそうです。
以下が最も費用の掛からないケースです。
・エキゾーストマニホールドカバーを外すのがそれ程手間ではなかった。
・補修対象がエキゾーストマニホールドのガスケットだった。
・エキゾーストマニホールドを外すのが外すのがそれ程手間ではなかった。
保証のこと
EGS保証サービス というものを中古車購入時に申し込んでおきました。4万円以上した記憶です。今回エバポレーターの故障で改めて保証内容を確認したところ、免責3,000円ぐらい、3年間で、累計25万円までの修理を保証してくれるものでした。
注意点は1点：修理する前にEGSさんに必ず連絡すること
半年ぐらいまえに、車を買い替えようかマヨって保証の事しらべたところ、相当保険費用が上がっている様でした。半導体不足で中古車が売れていて、修理が多発しているんでしょうかね。同程度の補償内容だと7万、8万ぐらいすると言っていましたので倍近い金額になってしまったそうです。
結局 エキマニは修理せず
オレンジ：ガスケットの隙間・・結構ひどい。ここから漏れているんですね。
赤：スタットボルトこんな状態じゃ、はずしたら確実に折れますね。
ガスケットの隙間が大きいので交換したいのはやまやまですが、スタッドボルトがこんな状態では、確実に折れます。もう廃車になっても仕方がないという覚悟ができないと手を出せないですね。
プロと話ししたら「スタッドボルトの状態は、けっこうこんなもんですよ」って言っていましたが、外すときに触媒(直前画像の3の中)ダメにしてしまったりすると大変だそうです。また、私の車の場合は、ここに費用をかけて修理しても、他の部品もサビていて、続々と交換しないとならなくなりそうなので、あんまりお勧めしない感じでした。
ってことでしたので、今回のエキマニやガスケットの交換は断念しました！
この車の1年半後の車検まで、修理保留してなんとかもって欲しいなぁ。。
教えてあげてもいいけど