乗用溝切り機 田面ライダー 高身長のため改造してみた【自作】
昨年、中古で程度のよい乗用溝切り機を入手して溝切作業をしたのですが。。。高さが合わずに、手や腕、お尻、足の付け根などが激しく痛くなり、1週間ほど辛い思いをしました。
なんとしても、次の年の溝切作業前に、サドルとハンドルの高さを上げる加工をしたかったのです。同じ悩みのある方の参考になれば幸いです。
ちなみに私の身長は188cm、体重は77kgぐらいです。なかなか強度がだせそうな、いい材料が見つからなくて、昨年の10月末ごろに何度もトライして完成しました。
サドル部分の延長
オリジナルより10cm以上高くなりました。
主にハウスの材料を切ったり穴をあけたりして加工してます。穴の開いた部品が使われていますが、個々にはボルトは通しません。ハンドル加工様に作った部品で、上手くいかなかった端材を使っています。
使わなくなった自転車の部品も流用しよと試行錯誤したので、自転車のハンドルが転がっていますね。
ハンドル部分の延長
ハンドルも10cm以上高くなりました。昨年使用したときは、自転車のサドルを使ってサドル側は少し高さを稼いで作業していました。が、サドルだけ上がった事で全体重がハンドルにかかり、それを支えている手がものすごく疲れてしまったので、サドルとハンドル両方高くする様に加工しました。
ハンドル部分が高くなると、体重がかかるハンドルの横棒から軸の下部までの距離が長くなり、軸を継いだところに少しでも隙間があるとガタついてダメでした。
⇒6mmのボルトで縦方向と横方向、上下2対を固定してガタツキが無くなりました。
外側はハウスのパイプのジョイントを使っています。22mハウス用パイプとジョイントを使ったと思いますが、どう加工したか、半年経ってしまったら忘れてしまいました。ハウスのパイプ部品を使って、切ったり穴を空けたりして加工するってことです。
ハンドル周り
右手側に自転車のブレーキを流用したアクセルを点けました。グリップは自転車の廃材です。グリップエンドだけこじゃれたやつを購入して取り付けました。
ブレーキ型のアクセルは、昨年時点取り付けていました。作業して良いと思った点は、畔の上や田んぼの枕側の短距離でアクセルワークがし易い点です。逆に50mぐらい真っすぐ田んぼの中を進むときは、握っているのが面倒に感じました。
切ったり、穴をあけたり、削ったり
作業中の画像です。いろんな道具が出てますね。ドリル、サンダーなどなど。
耐久性は?
先日田植え前にちょっと1.6反の田んぼの外周に溝を切って、水の周りをよくする時に使ってみました。1.6反1枚程度なら、まったく心配のない感じでした。ガッチリ加工できたのではないかと思いました。サドルの方は当初からぐらつきも無く、上手く加工できています。
約20町歩=1反×20枚の田んぼの溝切を耐えられるかなぁ。。もう1ヶ月後ですね。
教えてあげてもいいけど
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