ヘッドライトの黄ばみ対策 ウレタンクリア塗装 雪国でもできた【準備編】
新潟中越で冬季にウレタンクリア塗装の作業をしました。なんとかうまくいった様です。ご参考になれば。
ライト入手 ~ Befor
オークションで探しました。画像を見る限りでは、深い傷はなくなんとかなりそうだなぁという感じでした。⇒ 部品代はかかってません!
後期のヘッドライトは希少なんですよね。 型番: P7026 HCHR-615
オークションで出品されている物は型番の記載がない場合が多かった記憶です。そうすると前期か後期か区別がつかないものがあるのですが、さんざん眺めていて区別できる様になりました。
ポイントは内側のライトの上が角ばっていれば後期です。前期のものでも撮影角度によっては角ばって見えるものもありますが、かなりの確率で判断できるようになりました。
作業工程全体
以下の工程で作業しました。詳細はそれぞれ注意点等含めて記録しておきます。
【準備編】←このページ
・塗装前処理 耐水ペーパーで研磨
・塗装前処理 コンパウンドがけ
・塗装前処理 水洗い [ここまで3時間ぐらい]
【塗装編】←別のページ
・塗装 [2時間ぐらい]
・乾燥 [2.5日ぐらい]
・塗装後仕上 耐水ペーパーで研磨
・塗装後仕上 コンパウンド仕上磨き [ここまで4時間ぐらい]
塗装前処理
耐水ペーパーで研磨
注意点
最初に注意点です。
この画像は1度目の塗装前処理を失敗したものです。拡大してみると結構キズがあります。このキズは400番の耐水ペーパーのキズなので、最初から塗装前処理を全部やりなおししました。
注意! 元の状態に合わせて最初の耐水ペーパーの番手を決める様です。
私は400番ぐらいからかけるものだと思い込んでいましたが、Befor で深いキズはなかったので800番ぐらいから試してみるのが良かったようです。
耐水ペーパー研磨の過程
400番のキズを消す作業になったので 600番→1000番→2000番とかけました。前の番手の傷が消えているか見ながらかけていきます。私は手元にあった番手でペーパーがけしましたが、500番→1000番→2000番という様に2倍にしていくのが基本の様です。
600番で研磨していた方向と異なる方向で研磨しています。画像は作業途中で、もう少し研磨をつづけました。こんな風に前の研磨の跡が分かりますので、布で表面を拭き取って様子を確認しながら研磨を進めていきます。
2000番まで研磨してもキラキラにはなりませんが安心してください。この後コンパウンドをかけるときれいになります。
コンパウンドがけ
コンパウンドがけの過程
水分を飛ばしてからコンパウンドがけをします。
粗目→細目→極細目でかけていきます。
いきなりキレイになるので安心します。拡大してみるとまだ粗目のキズがありますので続けていきます。
極細目までかけると十分クリアになります。
極細目をかけた状態で、超拡大して確認したらこのぐらいの研磨キズは残っていました。
この状態で塗装しても最初の画像の仕上がりになります。車のライトを10ccmの距離でまじまじ見ることはないので、まったく分からないと思います。
コンパウンドがけワンポイント
画像の様に平らな面を作って磨くとよい様です。塗装前処理のときはこの様にしていましたが、塗装後の仕上げ処理では結局適当にやっていました。
柔らかい布を選択しました。また、粗目、細目、極細目様の3枚+からぶき用の布を使っています。同じ布で磨き作業をすると、細かいのもので磨いているときに、荒いコンパウンドの粉が付いた部分があたってしまい、残念なことになってしまいます。
水洗い
特に注意点はありません。食器用洗剤を薄めたものでざざっと洗い、よく乾燥させました。
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