コウモリとの闘い 自分で駆除(防除)するには【まとめ】
このコウモリ屋敷状態を確認してから、約1ヶ月の闘いが幕を閉じようとしています。この1週間ぐらいは、日の入のモリちゃん(コウモリの事です)のお出かけは1,2匹になりました。
現在一冬こした2022年5月末です。まだ40匹ぐらいいる様です。袖瓦でなくいたるところの瓦の隙間から飛び立っているようです。格闘2シーズン目となっています。
コウモリ駆除(防除)方法 まとめ
我が家の様に大量の場合、1ヶ月かかる覚悟が必要です。最後は、コツコツ1か所ずつ侵入場所をつぶしていく作業になります。
- フンがあったら日の出・日の入に家の周りを観察する
- まずはフンの多い所の出入りできそうな場所を侵入できない様にフサグ
- それでもフンや汚れのある場所に狙いを絞って出入り口を探して侵入できない様にフサグ
フンの直上を徹底的にさがします - フンは掃除しておいて、新しいフンが落ちているか、いないか分かる様にしておく
- 日の入りにお出かけするモリちゃんがいなくなるまで繰り返す
日の出よりも前に戻ってくるのがいる様です
残念ながらフンの一掃と消毒は諦めました。瓦屋根と下地材の間、瓦をめくって掃除したところももありますが、全部はやり切れません。屋根裏も足場がとりづらく消毒剤などは業者でないと。。そうそう、壁の間にも相当フンがありそうな所があるのですが、壁を剝がさないとならないので、そこまではしませんでした。気温があがると匂いがするので嫌なのですが。。早く時が経って乾燥して匂いがおさまって欲しいです。
コウモリの侵入口 我が家の場合
<大量に出入りしていたころ ・・かなり減りました>
第1位:淀と袖瓦の隙間
第2位:建て増しした屋根のつなぎ目の穴があったところ
第3位:電気か電線の引き込み口をちゃんとフサイでなかったところ
<出入りする数が減ってきてから ・・持久戦です>
フンが落ちている所、壁に汚れがある場所付近、特に上をよく見て、怪しいと思ったら、日の出、日の入に出入りがあるか観察しました。
第1位:霧よけの上と外壁の隙間が大きい所 特に家の角付近
第2位:あらゆる所の1cmにも満たない穴 (8mmぐらいで入れる様です)
霧よけの横、戸袋、1階の屋根周り、排気口、玄関屋根の軒下
第3位:外壁と軒の隙間かな? (目撃できていないのですが、壁のよごれと下にフンがある事から)
第4位:花頭(雨樋側)の角から3枚目ぐらいまでの瓦の重なり部分 侵入する数は多くないですが何度も侵入を確認しています。器用なやつがはいるんですかね。。あんまりここを狙うのはいないんです。
第5位:日の出、日の入にフンの場所付近からの出入りがなかったら、夜中にフンのある場所の上を何度か見に行く。1度見に行っただけでは発見できませんでした。夜中に何度か休憩しに来ている場所でした。寝床ではない様で、日の出、日の入の出入りの観察では目撃できませんでした。
コウモリの侵入口は何時フサグか?
①暗がりで作業しても危なくない場所:日の入後、モリちゃんがお出かけしてからフサグいでしまいます。
例えば1Fの戸袋周付近のちょっとした隙間などです。
②高所など暗いと危険な場所:日の入後、モリちゃんがお出かけしたらカーテンをかけておきます。夜中や日の出ごろに戻ってきても、カーテンがじゃまして侵入できませんので、翌日の日中に作業します。
このカーテン作戦は独自に考えたのですが、色々調べていたら業者さんも同様にしていました。業者さんの場合は、日中に忌避剤などで追い出して消毒をすませた後にカーテンをかけておき、翌日作業する様子を見かけました。
コウモリの侵入口をどうやってフサグか? 材料
色々組み合わせました。詳しい内容については過去の記録をご確認ください。
侵入口対策素材
- 雨樋詰まり防止ネット:メイン材料です。侵入ヶ所の大きさにカットして詰めます。耐久性がどこまであるか。。
- ナイロンネット:雨樋つまり防止ネットと瓦の隙間ができてしまうところに詰めておきました。
- エアコン配管パテ:初期に使いました。白っぽい色なので茶色い外壁で人目に付くところは色塗りました。
- 木材:閉じてない戸袋を木材で閉じました。
補助材料
- シーリングバックアップ材:主に鬼瓦の所のネットをしっかり固定するために使いました。
- コーキング(グレー、茶):ネットを固定するために所々止めておきました。
- タッピングビス:同上です。
コウモリの侵入口をどうやってフサグか? 工具、装備
屋根の上で作業する際に、通常の工具以外で、重宝したものを挙げておきます。
- たび:屋根の上で斜めになっている場所で作業していると、運動靴ではかかとが脱げてしまい、作業しづらいです。また、靴底が柔らかいものが適しています。私の場合は田んぼ長靴で作業していました。脱げなくて薄くて重宝しました。
- 工具落下防止ひも:電動ドライバー、タッカーなど袖瓦の所で無理な姿勢で作業しますので、手が滑って落としてしまうのを防止します。落ちてしまうと下の屋根に穴をあけてしまったりしますので、必ず下防止ひも(実際にはショルダーベルトを流用したもの)を掛けておきました。ハサミなどもビニールひもで首から掛けられるようにしておきました。
- 用具を入れるバック:屋根の上で工具や材料が不足すると、いちいち降りて取りに行かなければならないので使いそうなものをまとめて入れておきました。また、ハサミやカッターなど、単品で屋根の上に置いておくと、我が家の瓦はツルっとした素材なので、屋根を滑り落ちてしまうので、バッグに入れておく様にしました。
- その他:帽子、マスク(瓦の下からフン尿の匂いが臭いんです)。
コウモリ自分で駆除(防除)する 注意点
業者さんは足場を組むか高所作業用の車両で安全を確保して作業されますが、自力となると覚悟がいります。調べてはいませんが、自力作業で落下しても保険は適用にはならないんだろうと思います。自業自得ですからね。
命綱を掛けられるならば掛けた方がよいと思います。また、長時間斜めになっている所での作業のためか、下側になる方の腰が痛くなりました。
日の出ごろに戻ってくる様子 経過をムービで確認
破風(はふ)、淀から袖瓦への侵入の様子 2021/08/27
日中に排気口から追い出した4,5匹が右往左往している所です。このときはじめて袖瓦の隙間に入る様子をリアルに見て認識した事が、この後1ヶ月の闘いの幕開けとなりました。
2021/08/28 4:58 早朝 すごいことを認識 闘い幕開け 0週目
一番ひどかったこの一角をまずは対策
2021/09/03 5:21 早朝 脱コウモリ屋敷1週後
対策済みの箇所は1週後に旋回している数が少なくなったので、続いて目立つ所を2週目に対策。
2021/09/13 5:14 早朝 脱コウモリ屋敷2週後
だいぶ数は減りました。ちょっと違う所から記録してみました。
2021/09/22 4:56 脱コウモリ屋敷3週後
できるする数は激減しました。ムービーを記録していませんでした。
2021/09/29 5:15 脱コウモリ屋敷4週後
朝に侵入する数は1,2匹になりました。夜中のうちに戻ってきているのがいる様で、まだ出ていくのは5匹ぐらいいます。気温が下がってきたせいか、周りをみてもあまり数を見かけなくなってきました。家の中に閉じ込めてしまっていないか、ちょっと心配ではありますが、1ヶ月の闘いもほぼ終わりです。
その他の記録
排気口のフィンをつぶしました
しばらく侵入していなかったのですが、入っているのがいました。結局、スチール製のネットを貼りました。新聞で型紙をとって丸くくりぬいてジャストサイズで作成しました。
こんな隙間から入ります
多分ここからも入っていると思うのでフサギました
1F屋根と外壁の隙間です。ここには入っていたか分かりません。この上に侵入口があったので残っていたフンかもしれません。
霧よけと外壁の隙間です。ここには入っていました。人目に付く場所なので茶色いコーキングで止めました。茶色のコーキングはグレーやクリアよりも高いので、この方法が安上がりです。
軒と外壁の隙間も幅が広いと入るのでしょうか?壁が汚れていて、その下のエアコン室外機の上のフンがあるので、上方で何処に侵入できるかというと、ここしか見当たらないんです。
ここも下にフンがあったので怪しいとは思っていましたのですが、日中に排気口に入っていたのを追い払ったときにここに隠れましたので、ネットを貼ってフサギました。
ナイトレスト・夜間の休憩所
数日間不思議でした。一晩でこの量になるのですが、この上付近の侵入口は対策済みで、朝、夕に出入りしているのは目撃しないのに何故??
びっくりしました。何度か夜に見回りしていたらナゾが判明しました。フンのあった場所の上をみたらこんな有様でした。ぞっとしました。21時でした。確か、数匹いたので一度追い払って、また2時間後ぐらいに見に来た時の画像です。疑問が残るのは、この時ちょっと乱暴に追い払ったら、その後、ここには一切来なくなった事です。怖がったのでしょうか? ただ、不思議なのは、他の休憩場所では何度も追い払っても居なくならない所があることです。怖い思いをすると寄らなくなると思っていたのですが違うのでしょうか。。。なんで、寄らなくなったのか疑問です。
教えてあげてもいいけど
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません