コウモリとの闘い 自分で駆除(防除)するには【対策編その2】
世にも恐ろしいコウモリ屋敷、100匹以上が家の周りを飛んでいるムービーの撮影は2021/08/28 4:58分でした。日の出の5時10分から10分前ぐらいです。多分、ムービーに映っているほぼ全部が家のありとあらゆる隙間に侵入していたんだと思います。あれから数週間格闘。。 2021/09/22現在は、2,3匹が家に侵入するぐらいになりました。でもまだ夕方お出かけするのが5匹ぐらいいて、侵入数<お出かけ数です。まだ謎が残ってはいます。
コウモリ屋敷状態を知ってから、日の出、日の入でコウモリの出ていく場所、侵入場所を確認して、見つけた隙間をフサグ活動を続けています。。
今は雨。あー雨が降るとフン尿が臭い。。湿気とか暑さは匂いを強くする。。。もう自分の鼻はおかしくなっている。。気のせいであってほしい。。
コウモリ侵入防止対策 ファイナルアンサー :枯葉・落葉よけ雨といネット
ファイナルアンサーは結局ネットです。コウモリが入りそうな隙間を見つけてはネットで塞ぐ。これを地道に続けています。雨樋詰まり防止ネットにたどり着きました。
・ハサミでカットできるので加工しやすい。
・雨樋にかぶせる物なのでそこそこの耐久性もあるだろう。
・柔らかく作業しやすい。
1ロール16cm×6mです。袖瓦の隙間には8cm幅、霧よけと外壁の隙間などには4cm幅にカットして、くの字に折り曲げて詰めます。隙間の多い所にはシーリングバックアップ材を使用して、ところどころコーキングやタッピングビスで詰めたネットがハズレ無い様に押さえておきました。
枯葉・落葉よけ雨といネットはAmazonで購入しました。到着が早く値段も最安でした。1巻6mで1,000円ちょっとでした。のんびり待てる様ならもっと安い物もありました。
頼む!! 雪が降る冬を越してもネット外れない、ダメにならないでいてくれ~
コウモリ侵入防止対策 淀(よど)にプレートを取り付ける➡不採用
アルインコ ジュウタン押さえ 叩き込みタイプ 1本 寸法:25×8×1.2mm/長さ:2000mm シルバー(クリア付) 品番:FJ101S2 ※合計9千円以上で送料無料posted with カエレバ 横濱ゼームス商会 YahooショッピングAmazon楽天市場7net
黄色い矢印の先に、淀(よど)というものがあるのですが、旋回したコウモリは、淀にペタッと貼りつくように掴まって、するするっと袖瓦の隙間に侵入します。淀が木材なのでコウモリが掴まりやすいみたいです。
淀にアルミでツルっとしたものや、ネズミ返しみたいな構造のプレートを貼り付けたらどうなるか試してみました。
試したものはアルインコ製のジュウタン押さえというものです。アルミでツルっとした方(返しの無い方)は、ある程度効果が合ったように思えます。コウモリが掴まりチャレンジしているをあまり見かけなかった記憶です。ただ、完璧かというとそうではなく。上手に侵入できてしまうケースがあったように思えます。ネズミ返しみたいな構造の方は幅が薄く、ギザギザ部分があるので掴まりやすいのか、効果はありませんでした。期待したのですが。。
淀(よど)がわからない場合は以下をご覧ください。
コウモリ侵入防止対策 色々
別記事で整理しようかと思ったけど。。後半の「総額費用」の所でおおよそわかるかな。
コウモリ侵入防止対策 磁石の効果はわからない
磁力の弱い磁石だったからでしょうか。いくつか取り付けましたが、効果が無さそうな気がします。効果ゼロかというと、そうでもなさそうな気もします。というのは、夜中に休憩にくる場所にフンがたまるので、磁石を置いておいたらフンは無くなりました。でも、休憩場所の奥にまだ潰せてない侵入口があり、そこには突入してしていました。ん~よくわからない。
アースジェット ネズミ一発退散 効果
コウモリが少なくなっていたのか、使い方が悪かったのか、6缶屋根裏でモクモクさせましたが、1匹も外に出ていきませんでした。一番フンの多い場所の近くには2缶置いたのですが。侵入対策を進めていたので、屋根裏にはいなかったのかもしれません。匂えば瓦と下地の隙間に潜んでいるヤツも出て行っても良さそうなんですが。。
ちなみに、モクモク具合を甘くみていました。普段からハッカ油を目の上や頭に直で塗ったりしているので、ハッカ油には強いから、大丈夫だろうと思っていたのですが、マスク1枚しててもちょっと呼吸しづらいというか。。ちょっとヤバい感じでした。
コウモリ業者に依頼したときの費用
多分100万円コース・・これをDIYでやるってことは命がげになるのも覚悟ですね。。
我が家は田舎の小さい部屋がたくさんある古い家屋の2階建てです。都会のお家よりは大きい家で、小さい部屋がいくつもあるため8LDKとかそんな間取りです。このぐらいの大きさになると、推測ですが100万円コースぐらいだと思います。
➡その後のネット相場調べで古い家屋70万~90万でした。大きいからやはり100万コースですね。
というのは、外壁塗装のときにかかった足場代金は、たしか20~30万かかった記憶があります。そこに、コウモリ対策として、掃除、消毒、追い出し、侵入防止で複数人が4,5日かけて作業しますので、3人×2.5万×5日=約40万、専用の機材を使用したり材料費などを含めると100万という計算です。
すごく安くできそうな広告も見ましたけど、ほんと1穴埋めるだけなんじゃないかと。。100匹以上家の周りを飛んでいる家の費用は、ちょっと違いますよねぇ。。
コウモリ駆除(防除) 自力でやった 総額費用
色々試して侵入対策材料は、11,000円ぐらいでした。さくっと答えにたどり着いていれば6,000円だけで済みましたね。その他、総額2万オバーでしたね。
No | 材料 | 概算 | 効果、不採用理由 |
1 | 花柄ねこ除けマット | 550円 | 穴が大きくてダメでした。 |
2 | 小動物痛がーる | 800円 | 未使用 |
3 | 農業用マルチシート | 0円 | 家にあったものを使用。効果抜群。侵入できない。 完全密閉ではないので隙間に雨水がたまり屋根の下地を痛める。 |
4 | ナイロンネット 黒 | 1,000円 | ホームセンターで2m幅の黒いネット300円/mぐらいです。 安価でしっかり詰めれば侵入防止効果高い。 多分25~26m全面でも4,000円かからなさそう。 耐久性がわからない。 |
5 | アルミジュウタン押さえ (への字) | 1,300円 | ホームセンターで2m分 そこそこ効果あるかも |
6 | アルミジュウタン押さえ (叩き込みタイプ) | 3,000円 | 2m×3本 ヤフーショッピングでアルインコ直販店で購入 送料が1,100円ぐらいでした。 かなり期待しましたが残念ながら効果は低かった。 |
7 | 枯葉・落葉よけ雨といネット | 4,500円 | 最後にたどり着きました。6m×4ロールです |
8 | ネット押さえ | 1,500円 | コーキング、バックアップ材:1,000円 タッピング:500円 |
ヘッドランプ:2,000円 アースジェット6缶:4,000円 タッカーの芯:300円
破風塗料:3,000円 刷毛付き容器:550円
コウモリ侵入防止対策 自分でやるときの覚悟
下手すると死にます。命がけです。
我が家の場合は袖瓦周りが全部で25m以上あります。屋根の端っこに座って5m~6mぐらいの高さの所で作業するわけです。しかも屋根なので30度ぐらいの角度がある場所での作業なので、長時間座って作業すると腰の負担が地味に効いてきます。
結構屋根の端から乗り出して作業しないとならない事が多いです。最初は怖ったのですがだいぶ慣れました。
コウモリ侵入対策 屋根で作業するときの装備
- 地下足袋など靴底の柔らかいもの。また、踵から脱げないもの。これが最重要と思いました。
運動靴などは角度のある屋根にのっていると、踵からスポスポ脱げてしまって、とにかく作業しづらいです。私の場合は田んぼ長靴っていうものが重宝していました。➡タビがいですよ。 - 工具の落下防止紐
電動ドライバ、ハサミ、タッカーなど手が滑って落とした場合に、下屋根に穴をあけてしまったり、落下で壊してしまいそうな工具は、とにかく紐で体に括り付けておきました。紐を外したときに実際タッカーを落下させてしまった事があります。大きな被害はなく事なきを得ましたが。 - 屋根の端、先端で使用する材料、工具一式を入れる袋
屋根に登ったり降りたりを繰り返して疲れました。必要な工具を袋に入れて持ち歩くようにしました。
気を許すと袋から出て屋根を滑り落ちるものがありますので注意した方がいいです。
おまけ ついでに全面の淀(よど)と西日のあたる痛みの激しい破風を塗装しました
5年ぐらい前に外壁を塗装したのですが、西日があたる側は淀や破風がかなり塗装が劣化していましたので、ついでに塗装しました。刷毛付き容器がなかったら塗装は断念していました。低粘土、高粘土塗料の2種類タイプ×100,150,200,300CCの4サイズがあります。私は200ccのものを選択しましてちょうどよかったです。最初はキシラデコールを使う予定だったので低粘度タイプを購入しましたが、スーパーコートは高粘度で合わなかったのか、ぼたぼたと垂らしてしまう事が多々。。まあ、高所で屋根の上から覗き込んで塗装するので、ペンキの缶もって刷毛もって、では作業できないでしょうし、それに比べたら垂らしてしまう量は少なかったのではないかと。
教えてあげてもいいけど
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