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ディメンションにページを設定したときの「新規ユーザー数」は、ランディングページに限定される

2023年3月4日

2022 大地の芸術祭 黄金遊技場 記事を書いた時期

ほんとにピンポイントなケースかとは思いますが、解決するのに結構苦労したので記録しておこうと思います。カスタムレポートやデータポータルでアクセス分析をしていて、以下の様なケースに出くわしたときのお悩み解決になれば幸いです。

ページビュー数と新規ユーザー数があまりにも違いすぎる!!

ページURLや数値は例です

PVが1,200もあるのに、新規ユーザ数が50件ってどういこと?
  新規ユーザ1人あたりのリピートが24回もあるの??????

結論!!

結論はこのページのタイトルの通りです。
ディメンションにページを設定したときの「新規ユーザー数」は、ランディングページに限定される!!
でした。いやぁこんな風に、ディメンションや指標の数字を並べる人はあまりいないんでしょうかね。。色々とキーワード変えググりましたが、なかなかヒントが見つかりませんでした。

もう少し解説します。
ページビュー数:1,200は、サイト内の他のページから該当ページにたどりついたビュー数です。それに対して、新規ユーザー50は、検索サイト等からダイレクトに該当ページを訪問した回数になります。言い換えますと、該当ページにランディングした新規ユーザー数という事になります。(ビュー数1,200には、ランディングページの新規ユーザ50が含まれています。)

ページURLや数値は例です

今回の例では、ディメンションの最初に「ページ」が設定されています。ディメンションの中に「ページ」が含まれたときの「新規ユーザー数」は、ランディングページに限定される数となります。

ディメンションに「ページ」を含まない場合は、こんな差異を見る事はありません。
ページ構成が以下の様なケースの場合に、同様の結果になるんだと思われます。

<ページ構成例>
  アルバイト募集 - 詳細説明
          - 応募フォーム
          - 会社説明

 アルバイト募集ページ:検索サイトでヒットする事が多い  ・・ ここにランディングする人が多い
 詳細説明      :検索サイトでほとんどヒットしない ・・ ここにランディグする人は稀

どうです? こういうページ構成ならフムフムと思いますでしょ。詳細ページを直接訪問する人がめったにいない場合です。

検証してみました

アルバイト募集にランディング ➡ 詳細説明ページに移動

詳細説明ページの親ページ:アルバイト募集ページにランディングして、その後、詳細説明ページに移動した結果、ユーザー:+1、ページビュー数:+1となりました。新規ユーザー数は変わりませんでした。
(キャッシュなどクリアして、しっかりカウントできる様にしています。また、実際のアナリティクスの表示結果ではなく、結果をもとに作表しています。)

詳細ページにランディング

詳細ページに直接ランディングした場合は、新規ユーザー:+1になりました。
(異なるブラウザでアクセスして検証しました。また、ページビュー数の正確な確認が漏れたので、ページビュー数:+1は想定で記載しています。)

おまけ

今の記録と近いところで、特定ページへの移動元、移動先の事など触れています。

書籍にも書いてなかったんですけど、ときどき参考にしている書籍です。
書籍ではでページ毎の新規訪問者の確認は、ユーザ ➡ 行動 ➡ 新規顧客とリピーターで確認する様に紹介されていました。通常は、この見方だけでよいのだろうと思います。私の場合、データポータルで作表していて、ディメンションと指標の組み合わせに自由度があったので、今回の疑問に至ったのでした。

教えてあげてもいいけど