クボタ田植え機 SPU65 左回りが浅くて次の条に入れない【解決】
右回りはス〜ッと次の植え付け位置にピタット入れるんですけど、左回りは切替えさないとダメなんです。この記事のタイトルのキーワードでヒットなかったので、じっくり観察して解決の糸口を見つけるしかありませんでした。同様のお悩みがある方の参考になれば幸いです。
車ではアンダーステアと言われる状態です。ステアリングを切っても曲がりが悪く、外側に寄ってしまう状態です。曲がって欲しい方向に進まず、直進方向に向かってしまう感じです。
不調の時はどんな状態だったか? 前・後輪のうごきを観察
前輪を観察
左回り:スムーズに車体がまわらず、直進方向(外側)に押している気がする。前輪が畔に寄るので畔際に土を押してしまう。
右回り:回転方向にタイヤが回っている。前方の畔際に土を押したりしない。
後輪を観察
左回転:左後輪の動きがぎくしゃくしている。ゆっくり動いたり少し早く動いたりしている。
右回転:ずーとゆっくりスムーズに動いている。少し早く動いたりする事はない。
180度回転は内輪差がすごく大きいので、内側のタイヤは殆ど回らないんですよね。
結論 クラッチアームの調整で解決
ここを調整して修正できました 矢印方向にダブルナットの固定場所を移動しまして調整しました。
今回調整したアームはクラッチアームという様です。クラッチアームはハンドルと連動するアームで、左にハンドルを切ると左側のアームが前方に引っ張られて、左後ろの車輪の回転を止める様にクラッチが切れる仕組みの様です。動きをみていると後輪の回転止めるのではなく、回転を遅くするように半クラッチ状態にしている様にも思えました。
(プロではないので不正確な部分ありますがお許し下さい。)
クラッチアームの場所がちょっと分かりづらいので補足
クラッチアームがどこにあるのか分かりづらいので図を追加しました。青い矢印の先端付近に、クラッチアームがハンドル下あたりから延びています。黄色マーキングした部品は後車軸(左)というそうです。
この調整については取説では一切触れられていません。また図にも記載されていませんので、DIYにトライする方は自己責任ですね。
右側後輪の画像もUPしておきます。この画像で奥に見えている車輪は左の後輪です。
車軸を交換、修理などした場合に同様のケースがありそうです
我が家の田植え機は知り合いから譲っていただいたときに、左右の後車軸をオーバーホールしたか、車軸内のギアなどを交換修理したそうです。修理後にアームの引き具体の調整が仮だったのでは?という推測です。
右側の調整ナットはアームの先端から8mmぐらいですが、左後ろの調整ナットは先端から1cmぐらいでしたので、ある程度は調整されていたのかもしれませんが、それでもアンダーステアだったので、さらに5mm〜1cm前輪側になる様に調整しました。
1年前の田植えのときに親が使っていましたが、違和感持たなかった様です。私は乗ってすぐにおかしいなとお思いましたけど。。
教えてあげてもいいけど
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