Windowsの起動が超遅いのはディスク不良だった【解決】
少し前からWindowsの起動時に2分も3分もかかる様になったんです。起動ディスクはSSDなので、何かおかしいんですよ。
改善前と改善後の起動時間の差は歴然
改善前 2~3分 ➡ 改善後 30秒
パソコンのスペック
一応参考までに。 OSはWindows11です
Intel Core i5 8400
MainBoard Arock H310CM-HDV/M.2
Memory 16G
起動が遅い原因調査① BootRaerを使ってみた ➡ 特定できず
BootRacerというツールを使ってみました。2023年2月19日時点のダウンロードリンク
この画面がBootRacerです。スタートアップに登録されているアプリの起動を外したり、順番を入れ替えたりするのは便利でしたが、起動時間は相変わらず2~3分かかりました。ツールで簡単に解決できないかなぁと思っていましたが甘くはありませんでした。
本腰入れて対策するか。。イベントビュアーで遅い原因を特定する事にしました。あんまりここままでやりたくなかったのですが。。。
起動が遅い原因調査② イベントビュアーで本格調査 ➡ 原因判明
デバイス \Device\Harddisk2\DR2 に不良ブロックがあります。
これでしたね。W:、Z:ドライブで使っている1T Byteのドライブに不良があり、Windowsが何しているのか分からないのですが、このディスクの不良ブロックのログが2分間ぐらい記録されていました。
この画面かこの画面の後の真っ黒な画面で2~3分間沈黙になるんです。
原因がディスク不良と特定できたので、色々やってみました。
起動速度の改善でやったこと
以下で起動速度が改善しました。まだ、ちょっと安心できない気もしますけど。。参考になれば幸いです。
①不良ブロックを含むパーティションを削除しました。
②①で削除した領域を、不良ブロックを含む領域と、不良ブロックが無い領域で2分割してパーティションを切りしつぁ。
③不良が無い領域に論理ドライブを割り当てました。不良がある方には論理ドライブを割り当てません。使用しない領域にしたのです。
ふと気づくと、該当ディスクの全ドライブが読み取り専用になっていたので、DispkPartで読み書きできるように変更しました。いつのタイミングで読み取り専用になったのか不明です。フォーマット直後は、書き込みできた様な記憶なのですが、ちょっと思い出せないのです。。
ここまでで、起動速度が改善され、ドライブのリードライトもできる状態でした。該当ディスクは、大事なデータの2つ目のバックアップを取るための用途なので、最悪壊れても大丈夫という使い方です。不良ブロックがある領域は論理ドライブを割り当ていないので、このドライブが存在する事で起動が遅くならなければ問題ないかなぁと思っています。
③の以降に、こんなことが起きました。
④該当ドライブにチェックディスクを行ったら、少し待っても終了しないので途中でPCをシャットダウンしました。
⑤シャットダウン後Scanning and repairing driveで反応が無くなります。ディスクアクセスランプも点灯、点滅せずでした。
⑥最初は電源スイッチの長押しでシャットダウンしました。次回の起動時にOSが起動できない旨のエラー画面になって焦りましたが、再度電源OFF⇒ONしたらなんとかWidnowsが起動しました。Windows起動しているときに、次回のチェックディスクが掛からない様にレジストリをいじりましたが、再度この画面になってしまいました。
⑦ダメ元で、しばらく放置していたらログオン画面になっていました。イベントログで確認したところ、10分以上かかっていた様です。
その後は、Scanning and repairing driveは表示されず、30秒ぐらいで起動しています。
その他の調査①:どこのブロックにエラーがあるかを調べた
サーフェテストスチェック というものを行ってみました ➡ 先頭ブロックがNG
MiniTool Partition Wizard 2023年2月19日時点のダウンロードリンク
赤い所がNGです。1T Byteの先頭だけなんですよね。。これを見たら、なんとかこのディスクをバックアップのバックアップ用途で使い続けたいなぁと欲が出てしまったのです。
その他の調査②:修復できないか試したみた
FromHDDtoSSD 2023年2月19日時点のダウンロードリンク というツールで、ひょっとしたら何か変化が出せるかも?と思ったので、ダウンロードして完全スキャン&修復的な事をやってみました。
(ダウンロードは表示したたページのかなり下の方にありました)
すごく専門的なツールです。完全スキャンと修復関係を設定して実行しましたが、1時間以上経過しても変化がなく、詳細ビューに何も表示されないので諦めました。中には50hぐらい動かしたという情報もあったのですが、どうも進んでいいる様に思えなくて。。途中でやめてしまいました。
その他の調査③:起動速度改善後に再度サーフェステストを実施してみた
先頭ブロックのエラーに変化が起きてないかテストしてみました。改善前に何個のエラーがあったのか見落としてまして。。エラーがあるのは相変わらずです。エラーの個数が変わっていたのかいないのか。。。
CrystalDiskINfoの結果も変わってないみたいです。
その他の調査④:起動時のChkdiskを実行しない様に設定する方法
青く囲んだところだけ削除するって書かれているサイトがあったのですが、この方法では、Scanning and repairing drive は止まりませんでした。ちょっとここは深く調べてないです。
注意点 不良ドライブのサイズ
その後、起動がやけに遅くなった事があったので、イベントビュアーでエラーを確認したときに気づいたのですが、ドライブ文字を割り当てず、未使用にした不良パーティションで次のエラーが出ていました。未使用にする領域をケチって、最低サイズの8Mでパーティション切ったのが原因でした。パーティションサイズを大きくして解消できました。
(起動が遅くなったのは別の要因で、このエラーとは関係ありません。)
ボリューム \?\Volume{8d98d71f-0000-0000-0000-100000000000} のトランザクション リソース マネージャーで再試行できないエラーが発生し、起動できませんでした。データにエラー コードが含まれています。
厳密なサイズはMicrosoftのサイトに書かれていました。私の場合は先頭領域にダメな所があるので8Mで切ってあったパーティションを128Mに変更して、このエラーを無くせました。
教えてあげてもいいけど
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