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学生が103万以上の収入で扶養を外れたときの親の負担を計算してみた

2023年3月4日

サラリーマンです。年末調整で源泉徴収を受け取ったあとに、確定申告で扶養から外れた修正を調べていて、色々と勉強・格闘したときの記録です。

子供のアルバイトの収入が本人の計算ミスから103万円を超過してしまいました。おおよそ110万ぐらいです。知り合いの学生時代の話ですが、アルバイトで稼ぎすぎて、親の税金が30万ぐらい増えた分を払わされたという事を聞いた事があり、子供には103万円内でうまくやりくりする様に事前に話をしていました。
2年前は一緒に計算したのでギリギリセーフでしたが2021年はやってくれました。。

Google検索 もしかして:扶養 外れる 親 負担

ネットで調べてみると「所得控除(所得税63万円、住民税45万円)を受けられなくなります。収入によっては年間5~20万円負担が増す可能性があります。」と出てきました。

5万円ぐらいならまあよいのですが、20万となると103万中の20万は割合が大きすぎです。。
扶養から外れた修正を国税局の確定申告のフォームを使って申請するのですが、扶養だけに限定してた増税の影響がなかなか分からなくて。。そもそも、サラリーマンの人がどのぐらいの方が所得税の計算を把握しているのだろうか。。と思うばかりです。さて、実際どうだったのかと言いますと。。
あと、苦労ついでに住民税も勉強してみました。

この記事の内容は素人が頑張って調べて整理したものですので間違っている場合もあります。ご了承の上ご覧ください。

扶養を外れたときの親の税金負担の概算

年収500万 19~22歳 扶養(特定)を外れたときの税金負担増:92,000円

所得税(一括支払)住民税 (6月~月割)合計
扶養(特定) 控除あり72,500161,500234,000
扶養(特定) 控除なし110,500215,500326,000
増額38,00054,00092,000

所得税・住民税簡易計算機 サイトで計算した値です。
設定値 給与収入:500万 社会保険控除:100万 扶養(特定):1名 有/無
サイトで正確な金額を計算するには色々な数字が必要になります。所得税の計算と格闘してかなりしかり分かってきた所で見ると、シンプルですごく分かりやすいサイトだと思いますが、扶養を外れる税金負担の増額計算については、年末調整の源泉徴収票の値から簡単に計算できることも分かりました。まあそれは当然ですよね。他の数字は変化しないので、控除の63万とか38万が無くなる分の税額を求めればいいだけですからね。

扶養を外れたとき限定の追加納税額計算ツール

入力方法

所得税に疎そうなサラーリーマン前提ですので、源泉徴収票に記載している値をそのまま使える様にしてあります。①~③の4ヶ所の金額を設定してください。他は、一般扶養、特定扶養を外れた人数を設定するだけです。

追加納税額の確認方法

ピンク色の所で追加納税額が確認できます。上の方の所得税は確定申告で修正して一括で納める金額になります。下の方の住民税は、次の年度の6月以降の住民税の負担増になります。実際には月割りで納めていますので、12で割った額が毎月の追加納税額です。

自分の追加納税額は果たして?

私の場合、一般扶養が一人外れたのでリアルな追加納税額は以下でした。
所得税:38,800円 住民税:33,000円 の増税でした
確定申告から差を求めれば所得税は分かるのですが、配偶者控除の修正等もあったりしたので、扶養から外れた額の影響だけを、なかなか正確に求められなくて苦労しました。

所得税の税率 速算表がわらかなかった。。

概算でざっと5万~20万というネットの情報がありながら、確定申告をやり直して差額をとると少な目なので、ホットする反面、何か間違えてないだろうか。。。信じたいけどどうも心配で。。実は、税率の事が分かっていなかったからなんです。これが一番苦労しましたね。
次の画像の税率の速算表です。赤い下線だけ見ていたので課税額が変わる前後で、税率が一気に倍になるの? ということは、追加納税額が38,000円がいきなり76,000円にったりしないのか? そんな乱暴な税率って妙だよな。。

いやいやそうではないんですよね。いきなり階段状に税率が跳ね上がるのではなく、一番右の列の控除額が変わるので、緩やかに10%➡20%になる仕組みなんですよね。いきなり10%➡20%とか23%➡33%とかに上がるから20万まで覚悟しないとならいのかな?というあたりが、確定申告から求めた差額が少なかったのをそのまま信じなかった訳です。でも、やはりそんな乱暴な税率の制度ではありませんでした。まあ表をしっかりみれば、そんな心配はないのですけど。。分からない事が多いので解決に時間がかかったのも仕方なしかと。。

課税所得が分かれば概算は簡単です

追加納税額概算控除が減る金額 × (実質税率+復興特別所得税の税率 約2%)

こんな計算で求まります。実質年率といのがポイントです。
実質税率:課税額:195万=約5%、330万円=7%、695万円=約14%
これは、速算表から求めた分岐点の実際の税率です。分岐点の間の金額の場合は、均等に変化していると考えて計算します。

例:扶養(特定)を外れ、課税額が330万と695万の中間の512万のとき
 控除が減る金額 :63万
 実質税率    :10.5%   ・・ 330万:7% ~ 695万:14%の中間
 復興特別所得税率:2%

追加納税額概算=78,750円 63万×0.125

住民税はシートで確認してください。

おまけ

この記事、お金関係だと検索してもヒットすることないんだろうな。。すんごく頑張って調べたんですけどね。。EXCELシートは同じ境遇の人にはとても役にたつと思うのですが。。まあよしとするか!!


さて、昨日2022/2/12は1年で一番スキー場が混雑する日でした。娘が舞子スノーリゾートでアルバイトをしていて、格安でリフト券が手に入るので舞子に行こうかと思ったのですが、数年前にこの時期に舞子に行って人が多くて嫌になってしまったことをふと思い出して、大好きななかさと清津スキー場に行きました。
日中舞子のライブカメラでは混雑状況よくわからなかったのですが、GALAを見たら大混雑でした。それでも中国の人があまりいないのでまだ少しは少ないと思いますが。。。なかさと清津で大正解でした。午後はほんとプライベートゲレンデの様なものです。

教えてあげてもいいけど