ワンショットワイパースイッチがステアリングにあると便利
2018.12.31
雪国はワイパー操作が面倒です。エリシオンにはオートワイパーがないので、オークションで入手した天下雨滴の取付確認をしていたら、機器が故障していたのか、リレーの動きがセンサー故障時に間欠ワイパー動作をする動きにしかならず、また、キーOFF時のダミーセキュリティーがOFFにならない?等々があって、取付をためらっていました。
ワイパースイッチも別途ヤフオクで入手して、ナントか楽になる方法はないものかと、分解したりして色々考えていました。結果は画像のステアリング(ハンドル)右側の赤いスイッチです。
右手でワンプッシュするとワイパーが1往復するボタンを追加することにしました。
配線はどうしたか?
ワイパースイッチを分解して、画像の矢印の黒いコードに青いコードを接続しました。青いコードにスイッチを取り付けて、ONしたときだけGNDに接続するように配線するのが基本的な考えです。
ワイパースイッチの取り外し等は、こレをチャレンジする方には特に説明不要と思いますので割愛します。ハンドル奥の上部カバーを外して少しばかり眺めていればすぐに分かります。
ワイパースイッチの動作
今回のスイッチ制御に必要な知識としては、前の画像で追加した青いコードをGNDに接続するとINTモードで動作するという点です。
GNDに接続するとすぐにワイパーが1往復します。往復途中でGND接続をやめてもワイパーは1往するまで動作を継続します。GNDに接続したままにした場合は、ワイパースイッチをINGモードにしたときと同様に、ワイパースイッチのINT間隔に従った間欠ワイパー動作になります。
配線図を入手して調べてはいませんが、基板のパターンを確認して、テスターで調査した結果前述のとおりでした。
ステアリングスイッチの追加
画像の〇のヶ所に小さいスイッチを取り付けました。強度を持たせるプラスチックの 仕切り板の様なものは、スイッチの邪魔になる所をカットしてしています。画像の青いコードをワイパースイッチに追加した青いコードと接続します。〇内の黒いコードはハンドル内でGND接続しました。
スイッチをONしたときに、青いコードが黒いコードにつながり=GNDに接続されるというのが今回の原理です。
〇印の上の既に配線済みのものはメーター内のトリップ切り替えスイッチから配線を伸ばしたものです。
ステアリング(ハンドル)はぐるぐる回るのに、どうやって配線しているのだろう?という疑問がある方、さわりは次で触れます。
ケーブルリールの未使用配線を利用する
ケーブルリールの活用については、詳しく説明されているサイトがあったと思いますので、こちらでは触れないことにします。検索キーワードは「ケーブルリール」です。
ケーブルリールのコネクタは矢印の所でです。1つ目の画像はハンドル内、2つ目の画像はハンドル裏側の上部カバーを外した所にあります。
2つ目の画像の水色のコードは、ワイパースイッチに追加した青いコードに接続してあります。ステアリング内にはケーブルリール経由で1つ目画像のコネクタにつながっています。ケーブルリールについては、空いているピンの情報が必要になります。このあたりも他のサイトで説明があったと思いますのでそちらをご参照下さい。 また、ケーブルリールの未使用ピンを使う際にコネクタ内に差し込む金属の接点部分が必要になりますが、私は廃材で適当に処理しました。
ハンドルのバラシ
久々に外したので、気になった事だけ画像をあげておきます。
まずはここを外します。カバーがありますがちょっと力をかければ外れます。黄色のコネクタはエアバックです。エアバッグは要注意ですが、何度も作業していますがこのコネクタを外していますが、特にトラブルはなかったです。
ここはトルクスのネジです。普通のプラスのネジではありませんので事前に工具を用意しておく必要があります。
久々に外したらものすごく固くて、画像に映っているドライバでは歯が立ちませんでした。こちらのT型の工具を使って力をかけて回しました。
次ページに改良編があります。
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