ハイトセンサー修理、ヘッドライト アジャスター 調整スイッチ【修理・分解】
ごらんのとおり接点が腐食していました。21万Km、12年目の雪国のエリシオンです。
点検のたびに「ヘッドライトアジャスター固着」と知らされるので対策!!
ちょっと表現が適当かもしませんが、ヘッドライト自動調整のためのアジャスターアームが固着しているという、点検結果がここ数年続いていました。
春になり冬タイヤ➡夏タイヤ交換のタイミングで色々メンテするので、今回は、ヘッドライトの自動光軸調整回りを対策しようと調べてみました。
このパーツ高額らしいです
一説によれば4万~5万する様です。固着したまで自動調整が効かなくても、光軸が車検に通る様に調整できればOKだそうでう。
ヘッドライト光軸調整の機構-ハイトセンサーの取付位置
さてどこに付けられているのかといいますと、フロント、リアともに助手席側のタイヤを外すと見えやすい所に取り付けられています。フロントはタイヤハウス内にあり、すぐに分かります。
リア助手席側です。画像をよく見るとスペアタイヤが見えるので、そこから位置関係が分かると思います。オレンジの所がアームです。確かにリアのアームは固着してました、取り外してCRCをかけて、ぐにゃぐにゃに動くようにしてやりました。
フロント、リアでパーツが違う
いやぁ危なかったです。ヤフオクで似たような形をしたものがいくつもあるので、適当に購入してしまうところでした。よく見てみたら、フロント、リアでセンサー内の接点の向きが違うんです!!
車の沈み込みとヘッドライトの上下は当然以下の様になります。
リアが沈んだとき:ヘッドライトを下げる。
フロントが沈んだとき:ヘッドライトを上げる。
フロントとリアのセンサーは、反対動作になる出力にする必要があるからだと思います。
ところでハイトセンサーの出力
ハイトセンサーの出力は? ➡ 車両の単純に傾きに応じた抵抗値です。
ヘッドライトライトアジャスターは内部にICがあり、抵抗値に応じてヘッドライトを上下させている様です。
ハイトセンサーのよくある故障
いくつかのサイトで紹介されていました。バネになっているこの接点の金メッキ?にサビが付いていて、通電していない事がある様です。私も例にもれず通電しなさそうな状態でしたのでヤスリで磨きました。Beforを撮っていませんでした。。。ただ。。私の場合は、バネの接点の通電が良くなっても、回転する部品の接点が解けてしまっているので、バネをキレイにしてもダメです。
互換品
どうやら2010ごろのアルファードのセンサーは同じタイプの様です。
他にはロードスターも回転する部品の接点の向きが同じなのをネットで確認できました。
ただ問題が。。
修理するとしたらオークションのパーツに頼るのですが。。。
オークションの中古パーツの説明には、どっち向きのタイプ記載がないです。フロントなら全部OKかというと、取付る位置によって変わるような気がします。
今一度画像をみてみますと、センサーのフタを開けて、フタの裏側を見ると、プリントの方向が逆です。それだと分かりにくいので。。よく見ていましたら70と60という数字が書かれています
オークションの出品者さんに、フタの裏側数字の確認のお願いは、今の所質問していないです。
どうしようあかなぁ。。。。
さて、フロント側のハイトセンサー このままにするか。修理するか。。
修理はやめてやはり、アジャスター制御ラインをプッシュリターンスイッチで、直接制御してしまうか。。
上記の他に可変抵抗を接続してテストしてはみましたが。。おおざっぱな抵抗までしか分からず。どうも動作が安定しません。いっその以前考えていた通り、シーソー型のスイッチを押している間、上がったり、下がったりでいいかなぁ。。フロントのセンサーは壊れているので、リアを活かしておいて良いのか悪いのか。。
ヘッドライトレベリング手動化
抵抗には100オームを使ったかな。。
可変抵抗は適当なものを使いました。確か0~1Kぐらいです。
ここでお伝えしたかった事は、正確な抵抗値ではなく配線の概略です。画像の様配線にすれば、可変抵抗の位置によって、ヘッドライトアジャスターのモータが正転、逆転します。モータの回転によって、光軸調整位置が決まります。
➡抵抗値によってヘッドライトアジャスターの光軸調整位置が決まります。
結局、抵抗の値をいくつにしておくと、使用した可変抵抗の可動範囲のMAX、MINでアジャスターの光軸調整範囲のMAX、MINIにできるかのか突き止められなかったので、この構想はやめようかと。。
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